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ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
さざなみ街道で心のすがたを語る
さざなみ街道、とか、湖岸道路、とか、県道○号線、など

いろいろな名前で呼ばれていますが、

要するにびわ湖の周りを走る道路のことです。

布教に行く際、ちょっと遠方に行くならば、

この道を走ると、わりと早く着きます。

そのかわり、みんな飛ばすので、事故があったり、

この前も、スピード違反の検問をやっていました。


★でもって、つかまるとみんな

「オレだけやない。みんな、飛ばしとるやんか」

といって、くってかかったり、

「ああ、今日は、運の悪い日やなあ」

とボヤいたり、なかなか

「私が、悪かった・・・」

という反省はできないものです。

交通違反だけでなく、ほかのことでもどうでしょう。

本当に、「自分が悪かった」と思えるか。

「オレが苦しんでいるのは、アイツのせいだ、コイツのせいだ」と

他因自果にしていないでしょうか。

これを仏教では、「愚痴」といわれ、三毒の煩悩の一つに数えられています。

ゆえに、大宇宙の真理、因果の道理が分からず、

人をうらみ、のろい、苦しんでいます。

親鸞聖人は「こころは蛇蝎のごとくなり」ヘビやサソリを見たときのような

ぞっとする心だと、おおせられているのです。

よくよく仏教という法の鏡によって、真実の自己を見せていただきましょう。
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