fc2ブログ
ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
出る息は 入る息を またぬならいなり
1月17日は、阪神大震災、3月11日は東日本大震災、

この季節、さまざまな追悼行事が行われます。

東日本でいえば、去年の今頃は、思いもしなかったことが

突然、人々に襲いかかったのでした。

とはいえ、少し前には、ニュージーランドで大地震があり、

富山県から留学していた語学学校の生徒さんたちが、

多数犠牲となられました。

そういう報道は、見聞きしていても、

「まさか、自分の身の上に起こる」とは、思ってもいなかったことでしょう。

しかし、平穏な日常に、突如襲いかかってくるのが、無常の嵐です。

釈尊は

「出息入息 不待命終」

と教えられ、

名著「歎異抄」には、

「人の命は出づる息は入る息を待たずして終る」

と、仰せです。

蓮如上人は、御文章2帖目5通で、

「まことにもって人間は、いずるいきはいるをまたぬならいなり。

 あいかまえて油断なく仏法をこころにいれて、

 信心決定すべきものなり。」

と教誨くださっています。

そう、急ぐべきは、信心決定ですね。
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
忍者アド