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ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
大災害におもう
このたびの大地震にあわれた方々に、心からお見舞いを申し上げます。

できるかぎりのことを私もさせて頂きたいと思います。

「グラッと来て、30分後に津波が押し寄せて、

 それで何もかも、流されてしまいました。

 命だけは助かったけど、それが良かったのか、どうか」

インタビューに答えて、あるご婦人が語っておられました。

あっという間の出来事で、人生かけて積み上げてきたものが

またたくまに消えてしまった、そのお気持ちは、

とても余人の想像できるものではありません。

しかし、蓮如上人は仰せです。

「まことに死せんときは、かねてたのみおきつる妻子も財宝も
 
 我が身には一つもあい添うことあるべからず。

 されば死出の山路のすえ三途の大河をば

 ただ一人こそ行きなんずれ」(御文章一帖)

すべての人が必ず、すべてのものを失うときが来ます。

しかもそれは、早ければ、今日か、明日かも知れません。

この一大事あることを、仏教では教え続けられているのです。

心して聞かせて頂きたいと思います。
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