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ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
宣伝しなければ誰もわからぬ
少し前、こんなコマーシャルがテレビで流れました。

「どんなに素晴らしい商品でも

 宣伝しなければ誰も知りません」

それはその通りですね。

作った人が一人で楽しんでいるだけでは、誰にも伝わりません。

高森先生も、仰せです。

「どんなに素晴らしい教えがあっても

 宣伝しなければ誰も判らぬ。

 十方にひとしくひろむべし、である」

たとえば、病気で苦しむ人がある。

その病を完治させる薬がある。

なのに、その人は病死してしまった。

なぜでしょう?

薬のあることを、知らなかったからです。

飲めば病気は治ったのに。

本人も知らなかったし、

周りで教えてあげる人もいなかったからです。

もし、病人のいることも知っていて、

しかも薬のあることも知っていながら、

それを教えてあげなかったとしたら、

なんと無慈悲なことでしょう。不親切なことでしょう。

もちろん、薬を勧めても飲まない人もあるかも知れません。

でも、教えてあげないことには、絶対に助からないのです。

相手が飲む、飲まないに関係なく、大いに知らせる、勧める、

「宣伝する」ということが、何より大切ですね。
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