ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
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十人も、百人も、みな助かるとは、言われますが
御文章の読み間違いというのは、やはりありますね。

先日もある方と話をしていたら、

「十人も、百人も、みな助かると、言われていますよね」

と自信もって言われます。どこにですか、と尋ねると

「御文章ですよ。十人は十人ながら、百人は百人ながら、

みな浄土に往生すべきこと、更に疑いなし、とあるでしょう」

と、暗記しておられます。

「その前には、何と書いてありますか」

と言って見てもらいましたら、ちゃんと、

「一念の信心、定まらんともがらは、十人は十人ながら・・・」

と書かれています。

信心決定した方は、みな助かる、と言われているのであって

信心決定していない人は、そうではありません。

「あらーーっ」と、ビックリされていました。

しっかりと、教えを聞かせていただかないと、

とんでもない聞き間違いをする、という一つの例ですね。

「死んだら、みんな極楽だろう」

そんな誤解が、広まっています。

それでは、この世で、信心決定まで、求めようという心は起きてきません。

当然ながら、真剣に聞法しよう、とは思わないでしょう。

正しく教えを聞き、お聖教を拝読することが、大切ですね。
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仏教の根幹は、三世因果の道理ですが
大分県日出町で、三世因果の道理について、学びました。

参詣された方から、こんな質問がありました。

「先祖の業が、私に引き継がれ、

 私から子孫に受け継がれていく、

 ということですか」

親が過去世、私が現在世、子孫が未来世、

三世をそのように理解している人は、これまでにもありました。

そこで、

「これは、私自身に、過去世があり、現在世があるのです。

また、未来世も、死ねば私はどうなるか、ということですよ」

正しい意味を伝えましたところ、他の参詣者からも、

「あら、私もそんなふうに思っていました」

と言われました。

信心の沙汰が本当に大事だなと思いました。

このやりとりがなければ、皆さん誤解をされたままで帰られるところでした。

仏教の根幹は、三世因果の道理ですが、

その三世について、まず正しく知っておきたいですね。
山口美江さん 孤独死
山口美江さんが急死されました。51歳、同い年なので、衝撃でした。

上智大学出身で、外国語も自在にあやつり、

ニュースキャスターとして、女優として、活躍された人だけに、

15年前、引退した時には「なぜ?」と思いましたが、

重病のお父さんを看護するためであったと、後に分かりました。

壮絶な介護の日々を、後日、著書や講演で語り、

まさに現代日本が抱える問題に、有益な提言をされていました。

ところが、自身もまた病魔におかされ、1ヶ月ほど前から治療も始め、

めっきり弱ってきた、とのことで、あとはニュースも報じている通りです。

心不全、看取る人もない、孤独死でありました。


最近、この「孤独死」、増えていると思いませんか。

家族も、親戚も、友人も、隣人も、誰も知らないところで

たった一人で、亡くなっていく。

「独生独死

 独去独来」(釈尊)

たとえ、臨終に、誰かがそばにいたところで、心はどうか。

魂には連れはなく、皆、一人ぼっちで生まれ、亡くなっていくのだ、

と釈尊は仰せです。


「浪速のことは 夢のまた夢」

栄華を懐かしみつつも、一人、後生へ旅立った、秀吉の辞世です。

これほどの悲劇があるでしょうか。

仏教ではこれを生死の一大事、後生の一大事といわれ、

その解決が、仏教の目的なのです。

わずか一行のニュースですが、無常を見つめる縁とさせて頂きましょう。
出る息は 入る息を またぬならいなり
1月17日は、阪神大震災、3月11日は東日本大震災、

この季節、さまざまな追悼行事が行われます。

東日本でいえば、去年の今頃は、思いもしなかったことが

突然、人々に襲いかかったのでした。

とはいえ、少し前には、ニュージーランドで大地震があり、

富山県から留学していた語学学校の生徒さんたちが、

多数犠牲となられました。

そういう報道は、見聞きしていても、

「まさか、自分の身の上に起こる」とは、思ってもいなかったことでしょう。

しかし、平穏な日常に、突如襲いかかってくるのが、無常の嵐です。

釈尊は

「出息入息 不待命終」

と教えられ、

名著「歎異抄」には、

「人の命は出づる息は入る息を待たずして終る」

と、仰せです。

蓮如上人は、御文章2帖目5通で、

「まことにもって人間は、いずるいきはいるをまたぬならいなり。

 あいかまえて油断なく仏法をこころにいれて、

 信心決定すべきものなり。」

と教誨くださっています。

そう、急ぐべきは、信心決定ですね。
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