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ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
花火大会が続きました
8月に入り、1日に彦根で、4日に長浜で、8日には大津で

花火大会が開かれ、おおぜいの人でにぎわいました。

ドカーンと、大音響とともに、夜空を彩る花火は、

夏の風物詩であり、

琵琶湖という最高のバックをもつ滋賀県は、

まさに花火大会にうってつけのロケーションでしょう。

たしかに、はなやかで美しい花火

しかし、それが消え去った夜空には、

漆黒の闇が、広がるばかりです。

「祭りのあとのさびしさは

 いやでもやってくるのなら・・・」

吉田拓郎の歌にもあるとおり、何かでまぎらわさずにはおれない

底知れぬ淋しさが、いつとはなしに忍び寄ります。

そういえば、楽しみにしていた文化祭が、

終わってしまって、急に心にぽっかり穴があいたようになったり

待ちに待った修学旅行も、いよいよ終わり、空しさがつのったり

だからこそ、また次の、何か享楽をさがすのでしょう。

仏法は、いつまでも消えぬ、生命の歓喜を教えられています。

死が来ても変わらぬ、永遠の幸福こそ、すべての人の求める

究極の目的ではないでしょうか。
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早すぎる夏 
どうも日本列島 おかしな状態になっていて

早くも猛暑が襲ってきたり

一年分の雨が、三日で降ったり

そこへもってきて、3月以来の、地震の頻発と

気象が変ですね。

「かつて経験したことのない」とか「想定外の」などとよく言います。

しかし、人類が地球上に出現して100万年余り

気象学の統計を取り出したといっても、ここ数十年の話です。

悠々たるかな天壌、稜々たるかな古今、と比べれば

まことにわずかな歴史しかありません。

そんなせまい知識、経験しかないのに、

「未経験の」「想定外」という

たしかにそうですが、

この天地自然の営みを

ちっぽけな人間の頭脳ごときで

とらえられると思うほうがおこがましいと言えるでしょう。

ましてや、そのちっぽけな人智で、

深遠な仏法の教理をあれこれ批判するなど

まったくおかしな、我が身知らずなことだと、知らされます。
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