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ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
「がんばる」か「がんばらない」か
最近、よく聞きます。

「被災者は、すでに限界までがんばっているから、

 安易にがんばれと言わないほうがよい」

なるほど、よく分かります。「がんばれ」というと、

「オレが、がんばってない、とでも思っているのか!」

と言われたこともあります。

でも、こんなことは、考えてみたいのです。

「なにのために、がんばるのか?」

「なににむかって、がんばればよいのか?」

実は、そこがハッキリしないので、

がんばっていても、何か、むなしい感じがするのです。

逆に、「このために、がんばろう!」という明確な目的を知らされれば

言われなくても、がんばらずにおれなくなるのです。

大事なのは、「目的」をハッキリさせることなんですね。

昨日は、そのことを、多賀町の、ある山あいの会場で

みなさんと共に学びました。
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前に向かって とは言うけれど
ある被災者の方が、言っておられました。

「前に向かって進もうって、軽々しく言わないでほしい。

 私たちには、どちらが前だか、それさえ分かんないんだから」

そうですよね。漠然と「前に」とは言いますが、どの方角に向かって

私たちは生きるべきなのか、生きる目的は何か。

それが明らかにならないままでただ「前へ」といっても、

やみくもに突き進むしかありません。

前だと思って進んでいたら、結果は、もと来た道に逆戻り

なんてことでは、笑うに笑えません。

この方向へ行けば幸せになれると信じて進んでみたら

結局どこにも幸せはなかった、という人生では悲惨です。

生きる方角、生きる目的が、ハッキリしているか。

ハッキリしてこそ、その方角が「前」ですね。
がんばれ がんばれとは言うけれど
4月11日、大震災から一ヶ月、首相は相変わらずやめませんねえ。

まあ、それはそうと、さかんに「がんばろう」「頑張ろう」という

掛け声が満ちています。

そういう声がないのも寂しいですが、しかし「頑張ろう」といっても

何に向かって頑張るのか。

「前へ向かって進もう」とか「上を向いて歩こう」とか言いますが、

さて、どっちが前なのか?どっちが上なのか?

方角が分からないままで、「進もう」と言われても、途方にくれます。

先日は、鳥居本で、その生きる目的、方角について、学びました。

まずは、方角をハッキリ知って、そこへ向かって進ませて頂きたいと

思います。

親鸞聖人は、生きる目的を、ハッキリ示された方ですから。
北陸路に法施の大切さを学ぶ
北陸なう。まだまだ寒いです。

東北の被災地は、もっと寒いのだろうなと

いまだ連絡のとれない友に、思いを馳せております。

福島原発がいまだ、おさまりませんが、北陸には、

敦賀、小浜、柏崎などの、各地に原発があります。

もし、敦賀や小浜で事が起きれば、滋賀県だって

無関係ではありません。今回の福島での事故は、

大いに参考にすべきでしょう。

これだけの災害が起きると、

「こんなに苦しい人生、何のために生きねばならぬのか」

問わずにおれません。

その「なぜ生きる」の真実を、明らかにされた方が

世界の光、親鸞聖人です。

この親鸞聖人の教えをお伝えすることを「法施」といいます。

生きる希望を見失った方、

悲しみに沈みどこへ向かうべきかを探している方、

そんな全人類に、大いに法施をしていきましょう

少なくとも、これは、親鸞聖人の本当の教えを知らされた

私たち、親鸞学徒にしかできない、最高の尊行です

ということを確認させていただいた、今回の北陸路でした。
伊吹山の雪も少なくなりました
伊吹山に3回雪が降ると、平地にも降る、といわれます。

では、溶けるほうは・・・。情報、ください。

さて、8号線で、愛知川から五個荘に入ったあたりに、

トマト&オニオン、通称「トマオニ」があります。

先日も朝からいきましたところ、応対されたM川さんの

笑顔と、やさしい言葉に、癒されて、またさわやかな朝

のスタートを切ることができました。

くわしくは、また書かせていただきますね。

数ある外食店の中でも、味も、接客も、抜群です。
エイプリルフールなんて言ってる場合じゃない
毎年、4月1日となれば、「エイプリルフール」だと言って、

ウソついて人をかついでもよい日となっています。

仏教では、事実無根のウソをつくことを「妄語」と言います。

今日は4月1日なんだからと、たとえ後でタネ明かしをする

にしたって、やっぱりウソをつかれて、いい気はしませんよね。

言ったほうは自覚がなくても、言われたほうは、

死ぬまで忘れられないものです。

不用意に言った言葉で、どれだけの人を苦しめ、傷つけ

殺してきたか知れません。

更にそこへもってきて、今年は、大震災の直後でもあります。

今回ばかりは、まさにそれこそ「自粛しようか」という人が

多かったようですね。
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