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ともに人生を語らう友を求めて さすらいの親鸞学徒 つれづれなるままに
坂本まで出かけて人生の悲哀を知る
きょうは、ある事情で、脳疾患から認知症となり、

坂本の病院に入っておられる方に面会に、行きました。

70、80、90代の方が入院され、車椅子でテーブルを囲み、

童謡をうたい、お遊戯をして、楽しそうにしておられました。

ところが、私が面会に行った方は、

その輪の中にさえ入られず、ソファにぐったりとされていました。

こちらの呼びかけに、「ああ」と答えられるだけです。

ついこの前まで、元気な方だっただけに、あの事故が、悔やまれます。

いつもは、外出される際に、こちらが車で迎えに行ってたのが、

「いや、今日は、自分で行くよ!」と元気に言われたので、

まあいいか、と行かなかった。

ところが、その時、乗っておられたバイクが、ダンプにあおられ、

転倒されて、頭を打ってしまわれたのでした。

その後、奥さんも亡くなり、たった一人の娘さんも体調を崩され、

なかなか見舞いに来る人もなく、さびしい老後を送っておられました。

耳元で、仏法をお伝えすると、

ニコッとされて、うなずかれたのですが、

ああ、もっとお元気なときに、お伝えしたかったと、思いました。

「仏法は若き時たしなめ。

 年寄れば、行歩も叶わず、なむたくもあるなり。

 ただ、若き時たしなめと候」(蓮如上人)
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さざなみ街道で心のすがたを語る
さざなみ街道、とか、湖岸道路、とか、県道○号線、など

いろいろな名前で呼ばれていますが、

要するにびわ湖の周りを走る道路のことです。

布教に行く際、ちょっと遠方に行くならば、

この道を走ると、わりと早く着きます。

そのかわり、みんな飛ばすので、事故があったり、

この前も、スピード違反の検問をやっていました。


★でもって、つかまるとみんな

「オレだけやない。みんな、飛ばしとるやんか」

といって、くってかかったり、

「ああ、今日は、運の悪い日やなあ」

とボヤいたり、なかなか

「私が、悪かった・・・」

という反省はできないものです。

交通違反だけでなく、ほかのことでもどうでしょう。

本当に、「自分が悪かった」と思えるか。

「オレが苦しんでいるのは、アイツのせいだ、コイツのせいだ」と

他因自果にしていないでしょうか。

これを仏教では、「愚痴」といわれ、三毒の煩悩の一つに数えられています。

ゆえに、大宇宙の真理、因果の道理が分からず、

人をうらみ、のろい、苦しんでいます。

親鸞聖人は「こころは蛇蝎のごとくなり」ヘビやサソリを見たときのような

ぞっとする心だと、おおせられているのです。

よくよく仏教という法の鏡によって、真実の自己を見せていただきましょう。
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